CO₂削減ボトル

環境配慮マテリアル
「グリーンナノ」

CO2削減率約70%

グリーンナノは、いつものプラスチックに僅かな量を添加するだけで、 燃焼時に発生するCO2を大幅に削減することができるエコ技術です。

グリーンナノは、日本で開発された機能性マスターバッチです。
いつものプラスチック素材にわずかな量を加えることで、プラスチック製品の焼却処分時に発生するCO2を大幅に削減する、日本発のエコ技術。
それが「グリーンナノ」です。

技術と原理

その秘密は、炭化促進剤を微粒化して均一に分散させるナノ技術にあります。

CO2削減効果のある炭化促進剤を微粒化して均一に分散させることで、プラスチックと接触する表面積が非常に大きくなり、より効果的な化学反応を起こすことができます。
それにより、透明度や強度に影響を与えない程度の僅かな添加物の量であっても、十分なCO2削減効果が得られるエコプラスチックが実現しました。

▼CO2削減の原理
  炭化促進剤

1. 炭化促進剤が脱水素の触媒として働くことで可燃性ガスが発生する際に起こる炭化反応を促進。
2. 炭化物が通常よりも多く生成される。
3. 炭素が残渣(灰)に閉じ込められることで、大気中に放出されるCO2の量が減る。

環境に優しいプラスチックボトル
「カーボフボトル」

成和化学工業が、グリーンナノを使用して開発したカーボフボトル。 プラスチックの燃焼時に発生するCO2を大幅削減する環境に優しいプラスチックボトルです。

カーボフボトルは低コストでありながら、高透明度・高強度が強み。
透明度・強度に劣る植物由来プラスチックなどとは違い、機能性マスターバッチをわずかな量を加えるだけなので、通常のプラスチック製品の性能はほぼ維持され、リサイクルにも対応可能です。
導入時もデザイン・素材・生産設備はそのままで良く、手間やイニシャルコストがほとんどかかりません。
加える量も僅かなため、環境配慮型プラスチックの中でも、安価に“エコ化”をすることが可能と言われています。

燃焼データの紹介

焼却炉(ストーカ炉)に見立てた炉の中で直接燃焼による排出ガス濃度をリアルタイムに測定し、CO2発生量の差を測定。

・試験片サイズ:2cm×2cm
・試験片:HDPE/LLDPE(ポリエチレン)
・測定時間:測定時間からCO2GASが0%になるまでの時間
※法律で廃棄物焼却施設は摂氏800℃以上の状態で焼却できる構造を有することが定められていますが、ストーカ炉における焼却物の実温度は400℃程度と想定しています。

食品衛生法適合

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